つみたてNISAについて解説します。

資産運用
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まずはそれぞれの投資用口座の特徴について、ざっくり確認していきます。投資用口座には、4種類あります。

  1. つみたてNISA口座
  2. NISA口座
  3. iDeCo口座
  4. 一般口座・特定口座

この4種類です。それぞれの特徴を一覧で解説していきます。

 

各投資用口座の特徴

一般・特定 つみたてNISA NISA iDeCo
利用できる人 日本に住む20歳以上なら誰でもOK 日本に住む20歳~60歳まで
年間の投資上限額 上限なし 40万円 120万円 14.4~81.6万円(職業・加入している年金の制度により異なる)
運用できる商品 制限なし 長期・積立・分散投資向けの一部の投資信託とETF 株・投資信託・ETF・REIT等 定期預金・投資信託・保険
運用できる期間 制限なし 20年 5年
(最長10年)
加入から60歳まで(10年間延長可能)
資産の途中引き出し いつでもOK 60歳まで原則不可
口座開設手数料 無料 税込2,829円
口座管理手数料(年間) 無料 2,004~7,000円程度
かかる税金 投資商品を買う時
(口座に入金する時)
所得控除の対象にならない(課税) 所得控除の対象(非課税)
運用利益 課税(20%) 非課税
お金を受け取る時 非課税 元本含め原則課税(退職所得控除または公的年金等控除の適用あり)

 

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NISA・つみたてNISAの違いって?!

NISAも、つみたてNISAも、どちらも「少額投資非課税制度」であります。簡単に言うと、この制度を使うと、金融商品から得られる利益が非課税になる(=税金がかからなくなる)という制度です。こう書くと、難しく聞こえるかも知れませんが、ざっくり下記2点を覚えておくと良いでしょう!

  1. 売却益や分配金(配当金や利息等のこと)が非課税
  2. 年間で投資できる金額に上限がある
NISA つみたてNISA
運用期間 5年(最長10年) 20年
買い付け方 自由 つみたて方式
非課税非なる金額 年間120万円まで 年間40万円まで
対象商品 幅広い商品 金融庁が認めた商品のみ

NISA口座と、つみたてNISA口座を同時に持つことはできないので注意しましょう!

 

初心者の方につみたてNISAをおすすめする理由

つみたてNISAをおすすめする理由は2つあります。

  1. 運用期間が長く、長期投資に向いている
  2. 金融庁がぼったくり商品(私たちに不利な商品)を除外してくれる

わたしは、基本的に長期投資から始めることをお勧めします。なので、「つみたてNISA」がとってもお勧めであることを申し上げます。そしてもう1つ、つみたてNISAの場合「金融庁が設けた基準をクリアしたファンド」しか買い付けることができません。つまりこれは、国が我々に不利益な商品を除外してくれているということになります。

つみたてNISAの対象ファンドから選べば、初心者の方でも大きく失敗することなく資産運用ができるということです。

つみたてNISAで1年間で投資できる上限は40万円ですが、仮に40万円投資して、投資した分を途中で売ってしまったとしても、年間の投資枠はリセットされませんのでご注意を!

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