株や債券、不動産のような基本的な資産に投資することにおすすめしていますが、具体的にどのような企業の株を買えばいいのか・・・?今日は、初心者の方に向けたおすすめ投資信託(ファンド)のお話をしたいと思いますー!
投資信託(ファンド)って何?
投資信託をひと言で表すなら、たくさんの投資家から集めたお金を1つの大きな資金としてまとめて、運用の専門家さんが、投資家の皆さんの代わりに投資したり、資産運用してくれる「投資商品」のことです。
投資信託(ファンド)には様々な種類があります。
- 日本株だけに投資するファンド
- 世界中の株式に投資するファンド
- 株だけでなく、債券や不動産などにも投資するファンド
ご自身にあった投資信託(ファンド)を選ぶことで、長期間運用を続けることができます!
投資信託が初心者の方にお勧めな理由
- プロ(資産運用会社)が代わりに運用してくれる
- 透明性が高い
- 少額から購入できる
- 分配投資でリスクヘッジできる
はい、プロが我々の代わりに資産運用してくれることで、個々人ではなかなか手が出しにくい海外の株なども投資可能となります。
そして、毎日、資産価値や値動きを公表してくれるので基準価値(=その投資信託の値打ちのこと)がタイムリーで把握しやすいんです。
さらに、通常なら「株式」や「債券」の投資には、高額のまとまったお金が必要なのですが、投資信託なら数百円~といった自分のスタイルにあった金額で投資することができます。
さらには、投資先が分散されているため、特定の投資対象に投資して資産が全滅するといったリスクが低い(リスクヘッジできる)ということになります。
投資信託の注意点
- 運用手数料が発生する点
- 元本保証の金融商品ではない点
注意点のひとつとしてあげられるのが、運用会社に払う手数料が発生するという点です。資産運用で得た利益がそのまま投資家の手元に還元されるわけではありません。ファンド(つまり人)に運用をお任せする以上は手数料が発生するという点をおさえておきましょう。
また、元本保証の商品ではないという点です。投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。ですので運用がうまくいかずに損失を出してしまう可能性もあります。
※「元本保証」「高利回り」などの黒字を謳った投資信託は存在したいってことです!
インデックス(指数)とは?
指数というのは、「取引所全体」や「特定の銘柄群」の値動きを表す目安のことです。指数のことをインデックスとも呼びます。代表的は指数といえば、下記のような4つがあげられます。
- 日経平均
- TOPIX(東証株価指数)
- S&P500
- ダウ平均
例えば、「日経平均」の値動きを見れば、日本の有名企業225社の株価が全体としてどう動いているかを表しています。
このような「指数」と同じ値動きを目指す投資手法のことをインデックス投資と言います。インデックスファンドは指数と寄り添った動きを目指すので、指数の平均を大きく上回ることも、大きく下回ることもありません。
インデックス投資とアクティブ投資
ファンドには大きく2種類あります。
- インデックスファンド(指数に連動するファンド)
- アクティブファンド(指数に勝とうとするファンド)
2つの説明を文字だけ見てみると、一見アクティブファンドの方がよさそうに見えますね。ですが、インデックスファンドよりも良い成績を出しているアクティブファンドは、たったの10%~30%程度であると世界各国の数々の研究で明らかになっています。
未来のことはだれにもわかりませんよね、、、プロでさえ指数(インデックス)勝ち続けるのが難しい現実があるなか、初心者の方が、勝ち続けることはさらに難しいと言えるのです。
わたしは結論、圧倒的にインデックスファンドをおすすめします。現時点ではインデックスファンドこそが資産運用の世界においてスタンダードといえるでしょう。
~インデックスファンドのまとめ~
- 少額から幅広い分散投資ができるのでリスクが下げられる。
- 圧倒的に運用コストが安い。
- 大半のアクティブファンドより好成績である。
アセット・アロケーション(資産配分)について
インデックスファンドには様々な種類があります。
- 株式だけに投資するファンド(ハイリスク・ハイリターン)
- 債券だけに投資するファンド(ローリスク・ローリターン)
- 株式と債券をバランスよく混ぜたファンド
このように、「株式」「債券」「不動産」などをそれぞれどの割合で組み合わせるか(保有するか)をアセット・アロケーション(資産配分)と言います。これがインデックス投資の成績を決める、最も重要な要素になります。
指数の、1年間のざっくりとした値動きのイメージは次の通りで、約95%の確率で下記の幅におさまると言われています。
- 株式インデックス… -40% ~ +60%
- 債券インデックス… -20% ~ +30%
株式に投資しすぎると、時として資産半減の大ダメージを受ける可能性があります。攻めすぎたアセット・アロケーションにならないよう注意しましょうー!
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